日帰り手術を受けるには、患者もしっかりとおの内容を理解することが必要になります。
日帰り手術をきちんと理解しよう
更新日:2019.07.01
なぜ患者が理解しなくてならないのか?
日帰り手術は、誰もが気軽に利用できる手術です。
アメリカでは、手術総数のの7割以上が日帰り手術を占め、日帰りでの治療が可能な場合は、ほとんどの人が利用していることになります。
入院する必要もない上、費用も安く抑えられ、体の負担・精神的なストレスも少なく、何より時間も最小限で済みますし、まさに理想的な手術と言っても過言ではありません。
日帰り手術には、疾病・症状によって受けられる場合とそうでない場合があります。
現在日帰り手術で治療が可能な病状として、下肢静脈瘤、胆石(胆石症)、痔(ぢ)、脱腸(そけいヘルニア)、胃ポリープなどが主に上げられます。
これ以外の疾病についても、日帰り手術が可能である疾病がどんどん増えています。
また、日帰り手術が受けられる疾病・症状であっても、手術を受ける患者様ご自身が日帰り手術に対する理解があってこそ可能な手術であります。
患者様ご自身が、日帰り手術に対して「信用できない」、「とても不安」といった気持ちをお持ちになり、ご理解が得られなければ、受けていただくことは困難です。
あと、万一の場合を想定して来院・帰宅時や術後の通院につきそいのない方や、一人暮らしの方は一泊入院していただくケースもございます。
身体的な条件として、日常生活に大きな問題があるような病気、障害がないことも条件です。
もしそういった病気や障害がある場合は、入院治療のある手術や施設を紹介されるケースもあります。
患者と医療機関が相互に作り上げるイメージ
内視鏡の検査にお話を例えると、検査を受ける方が検査当日に朝食を取って検査に訪れたとしたら検査可能でしょうか?
それは、検査を受ける方が知らなかったために検査ができなかったという事になります。
日帰り手術に話を戻すと、手術が出来なかったということになったり治療が遅れてしまうことになります。
患者さんは自業自得としても医療期間の方は、手術の時間をまるまる捨ててしまうことになります。急に誰かを手術してしまう訳にはいきません。
患者さんの理解度が低いと、術後にも問題が発生します。
手術当日の飲酒はダメだと指示されているにも関わらず、飲酒されるとどうでしょうか?
ルールを守ることが、お互いにとって良い結果を生み出すことになります。結果的に患者が辛い思いをすることになるのであれば、ルールは守りしっかりと治療に専念されることをお勧めします。
患者さまには、様々な情報を得て細心の判断で受診される医療機関をお選びください。そして、医師に何でも相談して納得の上で治療を受けてください。
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