日帰り手術ナビは、日帰り手術が出来るクリニックと日帰り手術の情報

日帰り手術についてよくある質問。

患者と医療機関が相互に作り上げるイメージ

Q.日帰りで手術するなんて、患者を乱暴に扱う粗診粗療ではないでしょうか?

A.日帰り手術は内視鏡や麻酔などの医療技術の向上によって可能になった手術の新しいオプション(選択肢)のひとつです。
患者さんを無理に退院させるようなことは決してなく、日帰り手術を予定していても、実際に手術を受けてみて帰宅に自身がなければ、1~2泊して帰ることもできます。
担当の看護師に申し入れれば、病棟のベッドを確実に確保してくれます。

もし無理な退院を強いたために、重篤な合併症を起した患者さんを1例でも出せば、病院側は評判を落としますし、誰もそんな病院では日帰り手術を受けなくなるでしょう。
患者さんに安全・安心に退院していただくことは、病院経営にとっても命がけの問題なのです。

Q.日帰り手術を受けた人のうち、何割くらいの方が満足しているでしょうか?

A.ある病院で実施したアンケートによると、患者さんの96%の方が日帰り手術をうけて"大変良かった"と答え、94%日帰り手術を家族や友人・知人にもすすめる"と答えています。
こちらの病院では、日帰り手術センターに4名の専門看護師が常勤しており、その果たしている役割が大きいようです。
手術前の、病気や手術についての説明について、"とても分りやすく具体的に理解できた"と答えた患者さんは、医師の説明では60%にも満たなかったのですが、ケア・コーディネーターの説明では76%にのぼっています。
日帰り手術では、患者さんが自分の病気や手術をよく理解でき、結果についても納得して手術を受けられる事が、高い満足度につながっています。

Q.胆石症と診断されました。日帰り手術希望ですが、初診日にすぐ手術を受けることは可能でしょうか?

A.初診の日に日帰りで手術を受ける事はできません。 胆石(胆石症)そのものは超音波検査(エコー)ですぐ確定診断がつきますが、日帰りで手術を受けられるかどうかは、血液検査・尿検査・心電図・胸部X線検査などで全身状態をチェックして、まず主治医が判断します。 その診断がおりたあと、今度は担当の看護師(ケア・コーディネーター)が、手術当日の帰宅の際の交通手段、ご家族の協力などのついて話をきき、退院後のケアに不安がないと判断された時点で初めて日帰り手術の予定が組まれる事になります。 具体的には、初診の日に必要な検査を行い、再診の日に主治医から病気と日帰り手術についての説明があり、患者さんがそれを希望する場合にはその日のうちにケア・コーディネーターとの面談をします。手術は通常、この再診から2週間後です。 但し、胆石(胆石症)と診断された病院で紹介状を書いてもらえば、初診時からケア・コーディネーターとの面談まですべて終え、手術前の受診が一度ですむ場合もあります。

Q.主治医が日帰り手術をすすめても、受けられない場合って?

A.病棟から独立した日帰り手術センターを設けている病院では、患者さんが日帰り手術に適しているかどうかの判断に、センター専属の看護師(ケア・コーディネーター)の意見を重視していますので、日帰り手術を受けられないというケースもございます。 日帰り手術を受けられる条件として、主治医及びケア・コーディネーターが判断します。 患者さん自身が日帰り手術を強く希望し、病気をよく理解して乗り越えようとするアクティビティの高い人でなければ、日帰り手術には不向きであります。また退院後は万一の事態に備え、自宅で付き添ってくれる人(家族・友人)がいることが条件となります。 また患者さんが高齢であったり、軽度の生活習慣病(糖尿病・高血圧など)をわずらっている場合は問題となり、日帰り手術を受けられない場合があります。 身体的には日帰り手術が可能な状態と主治医が判断しても、患者さんの自立心が乏しく、まわりへの依存心が強い場合には、日帰り手術に不向きとケア・コーディネーターが判断する事があります。

Q.病院から自宅まで1時間位の距離です。手術後は自力で電車で帰っても大丈夫ですか?

A.日帰り手術は本来、自宅から無理なく通える病院で手術を受ける地域医療です。 目安としては片道1時間以内が理想ですが、それ以上かかる人は絶対に不可というわけではありません。退院の際は、家族や友人に車で自宅まで送ってもらうか、タクシーを呼んで帰宅する事がすすめられます。 例えば、胆石(胆石症)などで腹腔手術を受けた後は、小さな傷とはいえ、皮膚から腹筋を貫いて腹腔鏡や鉗子類を挿入した傷が残っています。電車に乗れば、駅の階段の上り下りがつきものですから、その際に腹筋に力が入ると傷が痛み、階段などで立ち往生してしまう可能性があります。 大事をとって、車での帰宅がすすめられているわけですが、病気の種類や患者さんのアクティビティの高さ、交通事情などによっては電車での帰宅が許可される場合もございますので、ケア・コーディネーターにご相談することをオススメします。 身体的には日帰り手術が可能な状態と主治医が判断しても、患者さんの自立心が乏しく、まわりへの依存心が強い場合には、日帰り手術に不向きとケア・コーディネーターが判断する事があります。

Q.日帰り手術当日の手術の経緯(流れ)を教えて下さい。

A.日帰り手術当日の流れは、どんな病気で日帰り手術を受けるかによって異なります。 白内障や下肢静脈瘤などの手術は半日に3~4列行うことが可能なスピード手術ですので、朝一番に手術を受ければ、昼前に退院できます。胆石(胆石症)や脱腸(そけいヘルニア)、痔などの手術では、一般に当日は朝8時までに入院としている病院がほとんどです。 日帰り手術センターを設けている病院では、 当日朝8時までに直接センターの受付を訪ねます。
  • 9時に手術室に入り、1時間~1時間半で手術が完了します。
  • センター内の回復室や個室に戻り、しばらく安静をとったあと、昼過ぎから回復に入ります。
  • 早い人だと、午後1時頃から体を動かしはじめますが、通常は水を飲み、食事をとるのが午後2時頃です。
  • ケア・コーディネーターから「ちょっと動いてみましょう」と促されたら、立って歩くように努めます。
  • 午後3時頃にはトイレまで歩いて行って用を足し、午後4~5時の退院を目指します。
中には、早朝7時に入院を受け付けている病院もあり、この場合は日常生活とできる限り大きくずれない午後1時頃には食事をとり、順調なら午後3時には退院できるメリットがあります。 国公立の病院では、公務員の勤務態勢の制約がありますので、入院の受付は朝9時以降になりますので、患者さんの回復が遅れると、1日2泊になる可能性があります。

Q.手術の日程や時間帯は、患者の希望をどの程度まで聞き入れてもらえますか?

A.病院によっては、日帰り手術を実施する曜日や時間帯が決まっていますので、患者さんの方で都合をつけなければならないケースが多いようです。 これに対して小さなクリニックでは、 手術日はもちろん時間帯まで、患者さんの希望を可能な限り聞き入れてくれます。 クリニックだからといって、手術のテクニックが劣るなどということは決してなく、日帰り手術では小回りのきくクリニックの存在意義が注目されています。

Q.日帰り手術を受けてその日に帰る予定でも、場合によっては1泊することもあるそうですが、それはどんな場合ですか?

A.日帰り手術では、患者さんの全身状態が手術前と同じ状態に回復しているかどうかをチェックして退院許可が出ます。 ふらつきなく歩行が出来て、自力での排尿が可能で、吐き気がなく、普通の食事をとれることなどが条件です。体温・呼吸心拍出量なども検査して、医師の指示範囲にあるかどうかを看護師が確認します。 手術の痛みが退院時には和らいでいることも重要なポイントです。鎮痛剤を用いても痛みの我慢できる範囲を超えていれば、退院は難しくなります。患者さんの退院への不安が大きく、落ち着きを失っているような場合でも、1泊をすすめられます。 但し、痛みや不安の程度は主観的なものですので、患者さん自身にそれを乗り越えてまで退院しようという意思があるかどうかにかかっています。

Q.日帰り手術を受けた後は、何日後から入浴して大丈夫でしょうか?

A.脱腸(そけいヘルニア)・胆石(胆石症)など、日帰り手術では多くの場合、退院翌日にはシャワーを浴びてよいとされています。 入浴は通常、退院2~3日後から可能ですが、病院によっては大事をとって1週間後の外来診察時まで控えてもらっていますので、主治医や看護師の指示に従って下さい。特にお年寄りの場合傷の治りが遅いため、1週間ほど様子を見たほうがいいようです。 胃ポリープなどは経皮的手術ではありませんので、退院翌日の入浴も可能です。但し、切除あとの血流が盛んになりすぎると出血の心配もありますので、熱い風呂に長くつかることは避けて下さい。

Q.痔核で日帰り手術を受けました。自宅でのケアはどうすればいいでしょうか?

A.日帰り手術の翌日に、担当の看護師(ケア・マネージャー)から電話訪問があります。 その時、麻酔の副作用による頭痛や吐き気はないかどうか、手術の傷の痛み・出血・滲出液はないか、排便は何回あったかなどを質問します。 肛門周囲の状態を、家族に観察してもらうなどして、答えられるようにしておく必要があります。 特に以上がなければ、その日の晩にはシャワー、翌日には入浴が可能です。手術のあとを温めると、痛みがぐんと和らぎます。入浴は以後、毎日行い清潔を保ちます。 排便はなるべく短時間ですませ、長くりきんではいけません。そのためには便秘を防ぐことが大切ですので、水分を多めにとり、食物繊維を多く含む海草を、また乳酸飲料を1日1~2本飲むと、腸内の善玉菌が増えて便がゆるくなり、排便が楽になります。 排便後はウオシュレットで洗浄するのが理想ですが、なければ市販されているウェットティッシュなどで拭き、手術のあとを刺激しないように注意します。ついりきんでしまい、無理な排便をしたあとは、うっ血を避けるため、横になって20~30分休んでください。

Q.日帰り手術を受けた後、社会復帰は何日後から可能でしょうか?

A.脱腸(そけいヘルニア)・白内障など日帰り手術では多くの場合、退院の翌日から仕事に復帰することが可能です。 胆石(胆石症)では社会復帰には通常4日ほどかかりますが、患者さんの強い希望があれば翌日からの復帰も可能です。

Q.日帰り手術を受ける予定ですが、退院後に家族や身の周りの者がすべきことを教えて下さい。

A.日帰り手術では、患者さんが退院しても安全な状態と判断されなければ退院はできません。 無事退院した後は自然に回復を待つだけですので、家族が何かしなければということはございません。 万一、何らかの異常があった時、どこに連絡すればよいのかを病

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質問一覧





Q.日帰りで手術するなんて、患者を乱暴に扱う粗診粗療ではないでしょうか?

A.日帰り手術は内視鏡や麻酔などの医療技術の向上によって可能になった手術の新しいオプション(選択肢)のひとつです。

患者さんを無理に退院させるようなことは決してなく、日帰り手術を予定していても、実際に手術を受けてみて帰宅に自身がなければ、1~2泊して帰ることもできます。担当の看護師に申し入れれば、病棟のベッドを確実に確保してくれます。

もし無理な退院を強いたために、重篤な合併症を起した患者さんを1例でも出せば、病院側は評判を落としますし、誰もそんな病院では日帰り手術を受けなくなるでしょう。

患者さんに安全・安心に退院していただくことは、病院経営にとっても命がけの問題なのです。

Q.日帰り手術を受けた人のうち、何割くらいの方が満足しているでしょうか?

A.ある病院で実施したアンケートによると、患者さんの96%の方が日帰り手術をうけて“大変良かった”と答え、94%日帰り手術を家族や友人・知人にもすすめる”と答えています。

こちらの病院では、日帰り手術センターに4名の専門看護師が常勤しており、
その果たしている役割が大きいようです。

手術前の、病気や手術についての説明について、”とても分りやすく具体的に理解できた”と答えた患者さんは、医師の説明では60%にも満たなかったのですが、ケア・コーディネーターの説明では76%にのぼっています。

日帰り手術では、患者さんが自分の病気や手術をよく理解でき、結果についても納得して手術を受けられる事が、高い満足度につながっています。

Q.胆石症と診断されました。日帰り手術希望ですが、初診日にすぐ手術を受けることは可能でしょうか?

A.初診の日に日帰りで手術を受ける事はできません。

胆石(胆石症)そのものは超音波検査(エコー)ですぐ確定診断がつきますが、日帰りで手術を受けられるかどうかは、血液検査・尿検査・心電図・胸部X線検査などで全身状態をチェックして、まず主治医が判断します。

その診断がおりたあと、今度は担当の看護師(ケア・コーディネーター)が、手術当日の帰宅の際の交通手段、ご家族の協力などのついて話をきき、退院後のケアに不安がないと判断された時点で初めて日帰り手術の予定が組まれる事になります。

具体的には、初診の日に必要な検査を行い、再診の日に主治医から病気と日帰り手術についての説明があり、患者さんがそれを希望する場合にはその日のうちにケア・コーディネーターとの面談をします。手術は通常、この再診から2週間後です。

但し、胆石(胆石症)と診断された病院で紹介状を書いてもらえば、初診時からケア・コーディネーターとの面談まですべて終え、手術前の受診が一度ですむ場合もあります。

Q.主治医が日帰り手術をすすめても、受けられない場合って?

A.病棟から独立した日帰り手術センターを設けている病院では、患者さんが日帰り手術に適しているかどうかの判断に、センター専属の看護師(ケア・コーディネーター)の意見を重視していますので、日帰り手術を受けられないというケースもございます。

日帰り手術を受けられる条件として、主治医及びケア・コーディネーターが判断します。
患者さん自身が日帰り手術を強く希望し、病気をよく理解して乗り越えようとするアクティビティの高い人でなければ、日帰り手術には不向きであります。また退院後は万一の事態に備え、自宅で付き添ってくれる人(家族・友人)がいることが条件となります。

また患者さんが高齢であったり、軽度の生活習慣病(糖尿病・高血圧など)をわずらっている場合は問題となり、日帰り手術を受けられない場合があります。

身体的には日帰り手術が可能な状態と主治医が判断しても、患者さんの自立心が乏しく、まわりへの依存心が強い場合には、日帰り手術に不向きとケア・コーディネーターが判断する事があります。

Q.病院から自宅まで1時間位の距離です。手術後は自力で電車で帰っても大丈夫ですか?

A.日帰り手術は本来、自宅から無理なく通える病院で手術を受ける地域医療です。

目安としては片道1時間以内が理想ですが、それ以上かかる人は絶対に不可というわけではありません。退院の際は、家族や友人に車で自宅まで送ってもらうか、タクシーを呼んで帰宅する事がすすめられます。

例えば、胆石(胆石症)などで腹腔手術を受けた後は、小さな傷とはいえ、皮膚から腹筋を貫いて腹腔鏡や鉗子類を挿入した傷が残っています。電車に乗れば、駅の階段の上り下りがつきものですから、その際に腹筋に力が入ると傷が痛み、階段などで立ち往生してしまう可能性があります。

大事をとって、車での帰宅がすすめられているわけですが、病気の種類や患者さんのアクティビティの高さ、交通事情などによっては電車での帰宅が許可される場合もございますので、ケア・コーディネーターにご相談することをオススメします。

身体的には日帰り手術が可能な状態と主治医が判断しても、患者さんの自立心が乏しく、まわりへの依存心が強い場合には、日帰り手術に不向きとケア・コーディネーターが判断する事があります。

Q.日帰り手術当日の手術の経緯(流れ)を教えて下さい。

A.日帰り手術当日の流れは、どんな病気で日帰り手術を受けるかによって異なります。

白内障や下肢静脈瘤などの手術は半日に3~4列行うことが可能なスピード手術ですので、朝一番に手術を受ければ、昼前に退院できます。胆石(胆石症)脱腸(そけいヘルニア)などの手術では、一般に当日は朝8時までに入院としている病院がほとんどです。

日帰り手術センターを設けている病院では、
当日朝8時までに直接センターの受付を訪ねます。

  • 9時に手術室に入り、1時間~1時間半で手術が完了します。
  • センター内の回復室や個室に戻り、しばらく安静をとったあと、昼過ぎから回復に入ります。
  • 早い人だと、午後1時頃から体を動かしはじめますが、通常は水を飲み、食事をとるのが午後2時頃です。
  • ケア・コーディネーターから「ちょっと動いてみましょう」と促されたら、立って歩くように努めます。
  • 午後3時頃にはトイレまで歩いて行って用を足し、午後4~5時の退院を目指します。

中には、早朝7時に入院を受け付けている病院もあり、この場合は日常生活とできる限り大きくずれない午後1時頃には食事をとり、順調なら午後3時には退院できるメリットがあります。

国公立の病院では、公務員の勤務態勢の制約がありますので、入院の受付は朝9時以降になりますので、患者さんの回復が遅れると、1日2泊になる可能性があります。

Q.手術の日程や時間帯は、患者の希望をどの程度まで聞き入れてもらえますか?

A.病院によっては、日帰り手術を実施する曜日や時間帯が決まっていますので、患者さんの方で都合をつけなければならないケースが多いようです。

これに対して小さなクリニックでは、
手術日はもちろん時間帯まで、患者さんの希望を可能な限り聞き入れてくれます。

クリニックだからといって、手術のテクニックが劣るなどということは決してなく、日帰り手術では小回りのきくクリニックの存在意義が注目されています。

Q.日帰り手術を受けてその日に帰る予定でも、場合によっては1泊することもあるそうですが、それはどんな場合ですか?

A.日帰り手術では、患者さんの全身状態が手術前と同じ状態に回復しているかどうかをチェックして退院許可が出ます。

ふらつきなく歩行が出来て、自力での排尿が可能で、吐き気がなく、普通の食事をとれることなどが条件です。体温・呼吸心拍出量なども検査して、医師の指示範囲にあるかどうかを看護師が確認します。

手術の痛みが退院時には和らいでいることも重要なポイントです。鎮痛剤を用いても痛みの我慢できる範囲を超えていれば、退院は難しくなります。患者さんの退院への不安が大きく、落ち着きを失っているような場合でも、1泊をすすめられます。

但し、痛みや不安の程度は主観的なものですので、患者さん自身にそれを乗り越えてまで退院しようという意思があるかどうかにかかっています。

Q.日帰り手術を受けた後は、何日後から入浴して大丈夫でしょうか?

A.脱腸(そけいヘルニア)胆石(胆石症)など、日帰り手術では多くの場合、退院翌日にはシャワーを浴びてよいとされています。

入浴は通常、退院2~3日後から可能ですが、病院によっては大事をとって1週間後の外来診察時まで控えてもらっていますので、主治医や看護師の指示に従って下さい。特にお年寄りの場合傷の治りが遅いため、1週間ほど様子を見たほうがいいようです。

胃ポリープなどは経皮的手術ではありませんので、退院翌日の入浴も可能です。但し、切除あとの血流が盛んになりすぎると出血の心配もありますので、熱い風呂に長くつかることは避けて下さい。

Q.痔核で日帰り手術を受けました。自宅でのケアはどうすればいいでしょうか?

A.日帰り手術の翌日に、担当の看護師(ケア・マネージャー)から電話訪問があります。

その時、麻酔の副作用による頭痛や吐き気はないかどうか、手術の傷の痛み・出血・滲出液はないか、排便は何回あったかなどを質問します。

肛門周囲の状態を、家族に観察してもらうなどして、答えられるようにしておく必要があります。
特に以上がなければ、その日の晩にはシャワー、翌日には入浴が可能です。手術のあとを温めると、痛みがぐんと和らぎます。入浴は以後、毎日行い清潔を保ちます。

排便はなるべく短時間ですませ、長くりきんではいけません。そのためには便秘を防ぐことが大切ですので、水分を多めにとり、食物繊維を多く含む海草を、また乳酸飲料を1日1~2本飲むと、腸内の善玉菌が増えて便がゆるくなり、排便が楽になります。

排便後はウオシュレットで洗浄するのが理想ですが、なければ市販されているウェットティッシュなどで拭き、手術のあとを刺激しないように注意します。ついりきんでしまい、無理な排便をしたあとは、うっ血を避けるため、横になって20~30分休んでください。

Q.日帰り手術を受けた後、社会復帰は何日後から可能でしょうか?

A.脱腸(そけいヘルニア)・白内障など日帰り手術では多くの場合、退院の翌日から仕事に復帰することが可能です。

胆石(胆石症)では社会復帰には通常4日ほどかかりますが、患者さんの強い希望があれば翌日からの復帰も可能です。

Q.日帰り手術を受ける予定ですが、退院後に家族や身の周りの者がすべきことを教えて下さい。

A.日帰り手術では、患者さんが退院しても安全な状態と判断されなければ退院はできません。

無事退院した後は自然に回復を待つだけですので、家族が何かしなければということはございません。
万一、何らかの異常があった時、どこに連絡すればよいのかを病





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