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日帰り手術の費用について

日帰り手術の費用の目安

日帰り手術にかかる費用

日帰りで手術を行うことは、身体への負担も少ない上、費用の負担も少ない事がメリットです。
入院する費用もかからず、治療費と術後の通院代のみで済む上に、治療にとられる時間も少なくすむので、今後益々積極的に取り入れていく病院が増えてくるでしょう。
もちろん手術には健康保険が適用されますので、安心して手術を受ける事ができます(保険が適用されない術法もありますので、詳しくはドクターとご相談下さい)。

日帰り手術の費用ってどうなっているの?

日帰りで手術を含む医療費は、どの様な仕組みで計算されていてるかをご存知でしょうか?何となく知ってると、いう方が多いのではないでしょうか。
最初に健康保険が適用される範囲か、自由(自費)診療という大きな差があります。日本は、国民皆保険制度という仕組みが整備されているので保険適用の医療は、概ね金額の差が少ないと言えます。
ここでも色々と日帰り手術の費用を確認していますが、大きながありません。鼠径ヘルニアの費用であれば、3割負担の方で4〜7万円となっています。
しかし、3割負担でも10万円を超える費用を掲載しているクリニックもあります。

ここでは、詳細に何がいくらであるかを説明しても医療機関の計算方法や、患者さんの状態で提供される医療費が異なってくるので割愛させていただきますが、何が費用の差になるかは掲載していきたいと思います。

費用が大きく変わる医療行為について調べました。まず、大きく費用が変わってくるのは、検査費用、手術の術式、麻酔の方法、入院の有無で変わります。
この差は、医師の判断と患者さんの状態により変わってきます。
ひとつ具体的には、鼠径ヘルニア(脱腸)の治療費で大きな差が出る部分で手術の術式があります。
これまで行われているお腹を開いてヘルニア門(腸が飛び出す穴)を塞ぐ術式と、お腹に小さい穴を開けて腹腔鏡を使う術式があります。
患者さんには、腹腔鏡で行う手術の方が体への負担が少なくて良いように思いますが、鼠径ヘルニアの手術費用は従来法に比べ高額になります。

日帰り手術にかかる平均費用

病名 支払費用(3割負担額) 総額費用

下肢静脈瘤

8~13万円 28~42万円

痔(ぢ)

4~5万円 15~17万円

脱腸(そけいヘルニア)

4~7万円 18~23万円

胃ポリープ

8~13万円 28~42万円

胆石(胆石症)

13~14万円 42~47万円

【ご注意】※上記の費用は、およその金額となります。病状や治療を受ける病院によって個人差がある為、費用が変わってきます。
詳しい費用は、治療を受ける病院にお問合せ下さい。

高額療養費制度があるので安心

高額療養費制度という素晴らしい制度があります。この制度は、所得に応じて1ヶ月の医療費の上限を決めてそれ以上に支払った費用を健康保険が支給するものです
つまり、医療機関である病院、クリニックや薬局の窓口で支払う医療費の合計最高額が決められるということです。
例えば、40歳で年収が350万円の患者さんの場合、1ヶ月に支払う医療費の自己負担限度額の上限は57,600円となっています。
これは、各種健康保険によって定められています。年齢が70歳を超えると更に自己負担限度額が変わります(全国健康保険協会・協会けんぽで確認しています)。

具体的には、1ヶ月の医療費の窓口負担額が10万円払った場合、先程の例では自己負担限度額は57,600円となっているので、自己負担限度額を超えた42,400円が加入する健康保険機関から支給されます。
治療に10万円かかっても患者さんが実際に負担する費用は57,600円で済むということになります。
更に、前もって申請しておけば、窓口での立替払いも免除出来る仕組みもありますので手持ちのお金が無くとも治療を受けることができる制度があります。
手厚い制度があるので、安心して治療を受けることが出来ると言えます。
詳しいことは、加入している健康保険にご確認ください。

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ご注意事項:日帰り手術についての情報掲載には、十分な調査と取材に基づき掲載していますが、全てを担保できるものではありません。
患者さまには、様々な情報を得て細心の判断で受診される医療機関をお選びください。そして、医師に何でも相談して納得の上で治療を受けてください。
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