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鼠径ヘルニアは、一泊入院で手術するのがベストな選択か!?

更新日:2020.11.22

このサイトでは、日帰り手術を中心に扱っていますが、実は当日の退院以外にも翌日の退院も日帰り手術という考えで良いのではないかと思います。
そけいヘルニアの場合は、特に一泊入院の方が様々な条件において患者様にもメリットが大きいと考えます。

そけいヘルニアの一泊入院のすすめ

一泊入院のすすめそけいヘルニアに限っては、日帰りよりも一泊入院する方がメリットが大きいと冒頭にも書きました。
それは、鼠径ヘルニアの手術を受けた後も、近日中に再度診察が必要になるためです。
つまり、手術した後も診察を受けることをイメージしておくことが重要と思います。

とはいえ、日帰りという魅力的な治療プロセスをもって治療を受けたいと考えているので、翌日までクリニックに居るなんて話が違うんじゃないかって思われる方もいますよね。
ところが、手術した当日や翌日に何らかの問題が発生するリスクが高いのも事実です。
私が、お話をお聞きしている日帰り手術のドクター曰く、当日帰れる方でも一晩泊まられる方が60%以上有るとのことです。
つまり、患者さんも少し様子を見て翌日退院という時間で考えられる方が、安心だから一泊入院というニーズが読み取れます。

また、一泊入院という選択をされていることが分かります。安心という選択肢、一泊入院を選択される事において、何が安心の要素になっているのかを伺いました。
最も多い答えは、住まいが遠方なのですぐにクリニックに戻ってくることが難しいから念のために翌日退院を選びました。と、いうことだそうです
続いて、再診に来るのが面倒なので、翌日診てもらいしばらく再診の必要が無いことを確認して帰りたい。
つまり、「これで大丈夫」という安心を得た状態で退院することが安心だと考えられているようです。

一泊入院が出来る病院・クリニックを選ぶ

一泊入院のすすめそれでは、一泊入院をおすすめするしないは、別としても何らかの事情で翌日も経過確認する必要がある事態になることもあります。
その場合は、近隣のホテルなどに宿泊する事になります。
それは、クリニックから離れたところで何かあれば、自分でクリニックまで行く必要があります。

ネットの広告や、ウェブサイトでは日帰りという言葉が踊っていますが、実は日帰りでなくても一泊入院でもその短い時間で手術が受けられるメリットに大きな差が無いかと思います。

であれば、日帰り専門のクリニックよりもベッドが有る病院やクリニックを選ばれる方が万が一のときにも安心だと考えることが最良の選択ではないでしょうか。
考え方として、日帰りにこだわるのではなく、一泊入院が選択肢として可能な病院やクリニックを選ぶようにしましょう。
逆に言えば、ベッドがない無床の診療所は避けたほうが良いという考え方を推奨しているのではありません。
患者さんが、比較的若くて体力的にも自信があるとか、海外から一時帰国で加療に時間が掛けられないなど、様々な事情が有るかと思いますので、あくまでも自己責任で選んでいただければと思います。

日帰り手術と入院の関係も注意しておきたい

実は、「日帰り手術」と「日帰り手術入院」という言葉の違いがあることをご存知でしょうか。
何が違うのか、同じ様なイメージを持たれるとは思いますが生命保険や診療費の部分で大きな差があります。
つまり、お金に直結しているということになります。
それは、大変だということになりますので、次のコンテンツで詳しくお話していきたいと思います。

 

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